孤独のグルメ的な?

天野です。

グルメリポートを馬鹿にしたけど美味いものは大好きなんだよね。人間って結局幸福に空腹を満たすことが至上の幸せなんじゃないかな。

俺も外回りとか出張から直帰って時にたまになんも調べずに適当な店に入って一杯やるんだよね。

この間たまたま入った焼き鳥屋がかなり当たりの店だったんで紹介したいと思う。

まあ許可とってないから店名は伏せておくけど。

場所は新橋とだけ言っておく。

 

そこは通りから外れたところにあった。

店に入ると元気のいい店主とお母さん、常連っぽいお客がちらほら。

カウンターに案内されてまずはビールからスタート。

やっぱ仕事終わりの一杯はこたえられん。。。

ここは本数別のコースと一品料理を注文。

最初にお通しのなすとししとう(写メ忘れた)。おひたしのような感じだったけれどいい味付けだった。

続いてきたのはとりわさ。

f:id:inequalityworld:20180404165733j:plain

普通の店のとりわさよりも生感が強いのにものすごく新鮮。

鳥の弾力が生きてて淡白な味わいだけど美味い。

これはのっけから期待が高まる。

そしてコース。

感心したのが店主は常に客全員の食べ進み具合をみてちょうどいいタイミングで次の串を出してくれる。これぞ本当のプロ。

コースの最初はハツ。

f:id:inequalityworld:20180404165438j:plain

こいつは山椒でいただく。

臭みが全くなくプリッとした食感、絶妙の焼き加減に山椒がベストマッチ。

今まで食べたハツの中でもかなり上位にくる。

次はネギま

f:id:inequalityworld:20180404170421j:plain

肉はせせりを使ってる。これまたせせりのいい食感。ねぎの香りと風味が肉の脂とベストマッチ。七味の香りも合わさってまさに三位一体。

次はトマト巻き

f:id:inequalityworld:20180404170650j:plain

豚のバラ肉でトマトを包んだもの。どこにでもあるような串だが味は頭一つ抜けている印象。

バラ肉の甘い脂の中から出てくるアツアツのトマト。合わないはずがない。

ここで日本酒にシフト。種類はあまりなかったので飲んだことのない緑川というお酒を注文。非常に飲みやすい。

次はつくね。

f:id:inequalityworld:20180404171003j:plain

粗めにひいたつくねの肉感がたまらなかった。レモンを絞ってさっぱりいただく。

ジューシーだけどしつこくない、他のつくねとは一線を画す串だった。

f:id:inequalityworld:20180412235532j:plain

次は正肉。美味い、純粋に美味い。正肉は少し脂が多いイメージだがここの正肉はバランスがいい。レモンと七味でさらにおいしく。

f:id:inequalityworld:20180413000152j:plain

次はぼんじり。これは人によって好みが別れると思う。正直、少し脂がきついかな。

ビールかサワー系にはすごく合う。日本酒だったから少し残念。

f:id:inequalityworld:20180413000407j:plain

次はピーマンチーズ。焼き加減が絶妙、ピーマンのほんのり感じる苦み、豚バラの脂の甘み、チーズのマイルドさが相まって絶妙。美味すぎて一口でいったらやけどした。。。ご注意を。。。

 

f:id:inequalityworld:20180413000906j:plain

 次は膝軟骨。こりこりした食感、程よい鳥のジューシーな脂。レモンでさっぱり。

f:id:inequalityworld:20180413001037j:plain

次はレバー。驚いた、臭みがほとんどない。外はふわっと中はトロっとしてて七味と合わせて最強。ここまで新鮮なレバーはあまりお目にかかれない。

f:id:inequalityworld:20180413001351j:plain

最後は手羽先。これも美味い、皮もパリッとして楽しめる。最後なので脂が若干くどいが美味さが勝った。

 

この店は素材のレベル、ご主人の焼き方と元気がよく丁寧な接客、細かい気遣いが素晴らしかった。

鳥の新鮮さにびっくりした。最初のとりわさからいきなり期待させてくれる。

焼き物も非常にいい焼き加減。毎回焼き立てで一番美味しい状態で提供してくれる。

チェーンの焼き鳥に複数行くなら俺はここを一回行く方がはるかに満足できる。

いい隠れ家になりそうだ。

次回はコースじゃなくて単品でいこうかな。。。

頑張った時のご褒美にまた来よう。

ごちそうさまでした。